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AI議事録ツール比較|Rimo・Notta・Claudeの違いと中小企業の選び方【2026】

AI活用

AI議事録ツール比較の2026年版アイキャッチ画像。Rimo Voice・Notta・Claudeの3ツールを料金・文字起こし・選び方の3つの観点で比較する記事のサムネイル。議事録メモとノートパソコンを持つ笑顔のビジネスウーマンのイラストと、白と水色基調のデザイン

会議の議事録をAIに任せたいけれど、ツールが多すぎてどれを選べばいいか分からない」――宮崎の経営者やご担当者から、最近とくに増えているご相談です。検索すると、Rimo Voice(リモボイス)、Notta(ノッタ)といった専用ツールから、Claude(クロード)やChatGPTのようなAIチャットまで並んでいて、何がどう違うのか、正直分かりにくいですよね。

先に結論をお伝えすると、この3つは同じ土俵のライバルではありません。Rimo VoiceとNottaは「録音から文字起こし・要約まで自動でやる専用ツール」、Claudeは「文字になった後の議事録づくりと、その先の仕事までこなす汎用AI」です。つまり比べるべきは「どれが一番優秀か」ではなく、「自社の会議のやり方に、どの型が合うか」なのです。

この記事では、AI議事録ツールの比較を検討している方に向けて、①ツールは2タイプに分かれること②Rimo Voice・Notta・Claudeそれぞれの特徴と料金③3つを並べた比較表④中小企業のタイプ別の選び方――を、公式サイトで確認した2026年7月時点の情報をもとに、やさしく整理します。


AI議事録ツールは「専用型」と「汎用AI型」の2タイプ

AI議事録ツールの2タイプを図解したインフォグラフィック。専用型(Rimo Voice・Notta)は録音から文字起こし・AI要約まで自動、汎用AI型(Claude)は文字にした後の議事録づくりからメール・資料作成までに強いことを左右のカードで比較

まず全体像から。世の中の「AI議事録ツール」と呼ばれるものは、大きく2タイプに分かれます。

  1. 専用型(Rimo Voice・Nottaなど):会議の録音・Web会議への自動参加から、文字起こし(音声→文字)、話者の識別、AI要約までを一気通貫で自動化するサービス。「議事録のためのツール」として作られています。
  2. 汎用AI型(Claude・ChatGPTなど):音声を文字にする機能は持たない(または限定的な)代わりに、文字になったテキストを読みやすい議事録に整え、そこからメール・報告書・分析までこなすAIチャット。議事録は「できることの一つ」です。

ここで大事なのは、議事録づくりには「音声を文字にする工程」と「文字を整った文書にする工程」の2段階がある、ということです。専用型は前半に強く、汎用AI型は後半に強い――この構図さえ押さえれば、ツール選びは一気に見通しがよくなります。この2工程の考え方は、ClaudeとChatGPTの議事録・文字起こし比較でくわしく解説しています。

それでは、3つのツールを順番に見ていきましょう。


Rimo Voice|日本語会議に強い「使い放題」型の専用ツール

Rimo Voice(リモボイス)は、日本発のAI文字起こし・議事録サービスです。日本語のビジネス会議を想定した作りで、有料プランでは文字起こし時間が無制限という点が大きな特徴です。

  • 議事録Bot(自動参加・自動録画):ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teams、WebexなどのWeb会議にBotが参加し、録画・文字起こし・要約まで自動で進められます。
  • AI要約・AIチャット:文字起こし結果から議事録の要約を自動作成。内容についてAIに質問することもできます。
  • 30以上の言語に対応しています。

料金プラン(2026年7月時点・公式サイトより)は次のとおりです。

プラン月払い 年払い(月あたり)文字起こし時間主な内容
文字起こしプラン1,650円1,100円月2,100分ファイルアップロードのみ
プロプラン4,950円3,300円無制限議事録Bot・AIチャット・動画保存
チームプラン6,600円4,950円無制限プロの全機能+チーム管理
法人プラン見積り見積り無制限SSO・IPアドレス制限・専任サポート(11アカウント以上)

※料金・プラン内容・課金単位は変更されることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

プロプランとチームプランには1週間の無料トライアルがあり、クレジットカード登録なしで試せます。会議の本数が多く、時間を気にせず使い放題にしたい会社に向いた設計と言えます。


Notta|無料から始められる低価格の専用ツール

Notta(ノッタ)は、世界中で使われているAI文字起こしサービスです。最大の特徴は、無料プランがあり、有料プランも比較的手頃なこと。ZoomやGoogle Meet、Teams、Webexといった主要なWeb会議ツールに対応し、話者識別(誰が話したかの区別)やテキスト翻訳などの機能も備えています。

料金プラン(2026年7月時点・公式サイトより)は次のとおりです。

プラン月払い年払い(月あたり)文字起こし時間1回あたりの上限
フリー0円月120分3分
プレミアム1,980円1,185円月1,800分(30時間)5時間
ビジネス4,180円2,508円無制限5時間
エンタープライズ要相談要相談カスタマイズ

※ビジネスプランは1ユーザーあたりの料金です。料金・プラン内容は変更されることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

注意したいのは、フリープランは1回3分までという制限です。会議まるごとの文字起こしには足りないので、実質的には「精度を確かめるお試し」と考えるのが現実的です(プレミアムの無料トライアルも用意されています)。

まず小さく試したい会社、月の会議時間がある程度読める会社にとって、月1,000円台から始められるNottaは検討しやすい選択肢です。


Claude|文字起こしはできない。でも「議事録の後工程」と「それ以外の全部」に強い

3つ目のClaudeは、前の2つとは性格がまったく違います。

まず正直にお伝えすると、Claudeは音声ファイル(録音データ)を直接文字起こしできません(2026年7月時点)。Claudeが読めるのはテキスト・画像・PDFなどで、音声は対象外です。「録音を渡せば議事録になる」を期待するなら、専用ツールに軍配が上がります。

では、なぜ議事録の話題でClaudeが選択肢に入るのか。理由は2つあります。

  • 「文字→議事録」の仕上がりに強い:Claudeは一度に読める文章量が非常に大きく、1〜2時間の会議の書き起こし(数万字)も分割せずに読み込んで、「決定事項・保留事項・担当者つきToDo」に構造化できます。自然で落ち着いた日本語に整える点にも定評があります。具体的な手順は会議の議事録をClaudeで高速作成するガイドにまとめています。
  • 議事録「以外」にも使える:専用ツールの月額は議事録のためだけの出費ですが、Claudeの有料プラン(個人向けProは月20ドル・約3,000円)は、議事録づくりに加えてメール作成・資料の要約・企画書・データ整理など、日々の仕事全般に使えます。「1つの月額で全部やる」道具です。各プランの詳細はClaudeの法人プラン比較をご覧ください。

つまりClaudeは「議事録専用機」ではなく、議事録も得意な万能選手。そして重要なのは、多くのWeb会議ツール(Teams・Zoom・Google Meet)には自動文字起こし機能がすでに付いている(プランや設定により利用可)ことです。オンライン会議が中心なら、「会議ツールで文字を手に入れ、Claudeで議事録に整える」だけで、専用ツールなしでも議事録の自動化は成立します。


議事録の自動化を社内に広げたい方へ:一人が使える状態から、チーム全員が同じ品質で作れる状態にするまでの進め方をご相談いただけます。社内に定着させる進め方を見る →

比較表|Rimo・Notta・Claudeをひと目で

Rimo Voice・Notta・ClaudeのAI議事録ツール比較表。文字起こしはRimoが無制限プランあり、Nottaは時間上限あり、Claudeは直接不可。月額の目安はRimo1,650円から、Notta1,185円から、Claude約3,000円で、得意分野の違いを一覧で図解

3つのツールを、中小企業が気にするポイントで並べます。

観点Rimo VoiceNottaClaude
タイプ専用型専用型汎用AI型
音声の文字起こし○(有料プランは無制限)○(プランごとに時間上限)×(直接はできない)
Web会議の自動記録○(議事録Bot・自動録画)○(主要ツール対応)―(会議ツール側の機能を利用)
AI要約・議事録化○(長文の構造化・整文が得意)
議事録以外の業務―(議事録に特化)―(文字起こしに特化)○(メール・資料・分析など全般)
無料で試す1週間トライアル(プロ・チーム)フリープラン(月120分・1回3分)無料プランあり
有料の目安(月あたり)1,650円〜/無制限は4,950円〜1,185円〜(年払い)約3,000円(個人向けPro)

※2026年7月時点の各社公式サイトの情報です。料金・機能は変更されることがあります。

こうして並べると、「録音・文字起こしの自動化まで求めるなら専用型、文字にした後の質と応用範囲を求めるなら汎用AI型」という住み分けがはっきり見えます。ChatGPTとの比較を含めたAI各社の料金全体像は、Claude・ChatGPT・Geminiの料金&最新モデル比較も参考にしてください。


中小企業の選び方|「会議の量」と「お金のかけ方」で決める

中小企業向けAI議事録ツールの選び方3パターンの図解。会議が毎日ある会社はRimo Voice型(使い放題)、まず小さく試したい会社はNotta型(無料から)、AIを会社全体の道具にしたい会社は会議ツール+Claude型がおすすめという流れをカードで整理

「結局、AI議事録ツールのおすすめはどれ?」という質問に対する答えは、会社のタイプによって変わります。よくある3つのパターンで、おすすめの型をお示しします。

①会議が毎日のようにあり、記録を確実に残したい → Rimo Voice型

営業会議・定例・商談が週に何本も走る会社は、時間無制限の専用ツールが安心です。議事録Botに任せれば「録音を忘れた」「文字起こしの残り時間が足りない」という心配ごと自体がなくなります。月4,950円(プロプラン・月払い)は、会議の多い会社ほど1回あたりの単価が下がる投資です。

②まず小さく試したい・月の会議時間が読める → Notta型

「月に数回の重要会議だけ記録できればいい」なら、Nottaのプレミアム(月1,800分)で十分カバーできます。年払いなら月あたり1,185円と、AI議事録の入り口として始めやすい価格です。まずフリープランで日本語の精度を確かめてから決められるのも安心です。

③議事録のためだけに月額を払いたくない・AIを会社の道具にしたい → 会議ツール+Claude型

オンライン会議が中心なら、TeamsやZoom、Google Meetの自動文字起こし(プランや設定により利用可)で「文字」はすでに手に入ります。そこにClaudeを組み合わせれば、追加の専用ツールなしで議事録が回り、同じ月額でメール・資料作成・要約など他の業務まで効率化できます。「議事録をきっかけに、会社全体のAI活用を始めたい」という会社には、この型がもっとも発展性があります。Claudeが初めての方は宮崎で初めてClaudeを使う人のためのスタートガイドからどうぞ。

判断の物差しは「月の会議時間×その後の使い道」

迷ったら、①月に何時間ぶんの会議を文字にしたいか(時間上限で専用ツールのプランが決まる)②文字にした後、AIに他の仕事もさせたいか(させたいならClaudeを組み込む)――この2つの質問に答えるだけで、候補はほぼ絞れます。


どの型でも共通の注意点と、組み合わせという現実解

最後に、どのツールを選ぶ場合でも押さえてほしいことを2つ。

1つ目はセキュリティです。会議には人事・取引条件・財務など社外秘が詰まっています。どのサービスを使うにせよ、入力してよい情報の線引きと、AI学習に使われない設定・プランの確認を先に済ませてください。社内ルールの作り方は中小企業のAIセキュリティ完全ガイドにまとめています。

2つ目は、1つに絞らなくてよいということです。実際に宮崎の中小企業の現場でうまく回っているのは、「専用ツールやWeb会議ツールで文字を手に入れ、Claudeで議事録・報告書・次のアクションまで仕上げる」という組み合わせです。工程ごとに得意な道具を使う方が、結果的に安く、早く、質も安定します。

とはいえ、「わが社の会議のやり方だと、どの組み合わせが一番ムダがないか」「社員全員が同じ手順で回せるようにするには」となると、現場ごとの設計が必要です。私たち株式会社multi-solutionは、宮崎の中小企業に向けて、AIツールの選定から社内定着(OJT・研修)までを伴走支援しています。AI研修は国の助成金(人材開発支援助成金など)を活用して費用を抑えられる場合があります。「うちの議事録、どの型が合う?」という段階のご相談も歓迎です。まずはClaude導入支援サービスをご覧ください。


まとめ|「どれが優秀か」ではなく「自社の会議にどの型が合うか」

この記事のポイントを整理します。

  • AI議事録ツールは2タイプ:録音から要約まで自動の「専用型」(Rimo Voice・Notta)と、文字になった後に強い「汎用AI型」(Claude)
  • Rimo Voice:日本発。有料プランは文字起こし無制限+議事録Bot。会議が多い会社向き(月1,650円〜、無制限は4,950円〜)
  • Notta:無料から試せて低価格(年払いで月あたり1,185円〜)。月の会議時間が読める会社向き
  • Claude:音声の直接文字起こしは不可。ただし議事録の仕上がりと「議事録以外の全業務」への応用が強み(個人向けProは月20ドル・約3,000円)
  • 現実解は組み合わせ:会議ツールや専用ツールで文字化→Claudeで議事録・活用まで。セキュリティの線引きは最初に

ツール選びで立ち止まるより、まずは次の会議で1つ試してみる。それが、議事録づくりから解放される最短ルートです。


執筆者

株式会社multi-solution | 宮崎の中小企業のAI活用・Claude(クロード)/ChatGPT導入を支援。業務の見極めから、ツールの設定、社内ルールの整備、社員を「自分で使える人材」に育てるOJTまで、助成金の活用も含めて伴走型コンサルティングを提供しています。

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