Blog / ブログ
Claude・ChatGPT・Gemini 最新モデル&料金 徹底比較【2026年6月版】|宮崎の中小企業はどれを選ぶ?
AI活用

「結局、ClaudeとChatGPTとGemini、料金もモデルもどう違うの?」――生成AIの新モデルや値下げ・値上げのニュースは半年ごとに入れ替わり、追いかけるだけでも一苦労です。宮崎の中小企業の経営者から、こうした声をよくいただきます。
そこでこの記事では、2026年6月時点の3社の「最新モデル」と「料金プラン」を、公式情報をもとに早見表でまとめました。本記事は、業務別の使い分けではなく、生成AIの料金比較とスペックの現在地――「いま何が使えて、いくらかかるのか」――に絞った内容です。自社が契約する前の、最後の確認にお使いください。
※生成AIは進化と価格改定が非常に速い分野です。本記事は2026年6月時点の各社公式情報に基づきます。最新の料金・モデルは必ず各公式サイトでご確認ください。ドル建てのプランは、為替(円安・円高)によって日本円の支払額が毎月変わります。
まず全体像|2026年6月時点の最新モデル早見表
3社とも、2026年に入って主力モデルが世代交代しました。まずは「各社の今の顔ぶれ」を一覧にします。

| 提供 | 最上位(高性能) | 主力(バランス型) | 軽量(高速・低コスト) |
|---|---|---|---|
| Anthropic | Claude Opus 4.8 | Claude Sonnet 4.6 | Claude Haiku 4.5 |
| OpenAI | GPT-5.5 | GPT-5.2 | GPT-5.4 mini / nano |
| Gemini 3.1 Pro | Gemini 3.5 Flash | Gemini 2.5 Flash-Lite |
※【2026年6月15日 追記】Anthropic(クロードの開発元)は2026年6月9日、上表のOpus 4.8を上回る最高性能モデル「Claude Fable 5(フェイブル5)」を発表しました。ただし6月12日、米国政府の輸出管理指令を受けて現在は利用を停止しています(復旧時期は未定)。本記事の比較は通常利用できるモデルを前提としており、Opus 4.8・Sonnet 4.6・Haiku 4.5 などのClaudeモデルは引き続き通常どおり利用できます。
ポイントは、どの会社も「高性能・バランス・軽量」の3段構えになっていることです。中小企業の日常業務は、多くの場合真ん中の「主力モデル」で十分まかなえます。最上位モデルは複雑な分析や開発向け、軽量モデルは大量処理やコスト重視の用途、と覚えておけば迷いません。
なお、OpenAIは2026年2月にGPT-4o・GPT-4.1・o4-miniなどの旧モデルの提供を終了しました。「以前使っていたモデルが選べない」という場合は、こうした世代交代が理由です。
各社の最新モデルラインナップ(2026年6月)
それぞれの陣容を、もう少し詳しく見ていきます。
Claude(クロード/Anthropic)
文章の品質・長文の読解・コード生成に定評があるAIです。最上位のOpus 4.8は複雑な推論や長時間の作業に強く、主力のSonnet 4.6はコーディング性能が上位モデルに迫りつつ、指示への忠実さが高いのが特徴です。ビジネス文書・議事録・契約書チェックなど、正確さが効く事務作業と相性が良いモデル構成です。
ChatGPT(OpenAI)
世界で最も広く使われている生成AIです。最新のGPT-5.5は複雑な推論・コーディング向けの最上位、GPT-5.2は知識業務全般のバランス型として位置づけられています。画像生成や音声対話などマルチモーダルが充実しており、「まず1つ触ってみたい」入門用途から販促アイデア出しまで幅広くこなします。
Gemini(ジェミニ/Google)
Google Workspace(Gmail・ドキュメント・スプレッドシート)との連携と、大量データの処理に強みがあります。Pro主力のGemini 3.1 Proは約100万トークンという非常に長い文脈を扱え、2026年5月に登場したGemini 3.5 Flashは高速・低コストの新主力です。すでにGoogleを業務で使っている会社と特に相性が良い構成です。
3社の「どの業務にどれが向くか」という観点での詳しい使い分けは、ChatGPT・Claude・Gemini 業務特化の使い分けマップで解説しています。本記事と合わせてご覧ください。
【料金比較】個人・小規模で使うならいくら?
ここが最も気になる、月額料金の比較です。2026年6月時点の主なプランを整理しました。

| 提供 | 無料プラン | 個人向け中心プラン | 上位・法人向け |
|---|---|---|---|
| Claude | あり(¥0) | Pro 月$20(年契約で実質$17) | Max 月$100〜/Team $25/席〜 |
| ChatGPT | あり(¥0) | Go $8/Plus $20 | Pro 月¥16,800 または ¥30,000/Business $25/席〜 |
| Gemini | あり(¥0) | Google AI Plus 月¥1,200/AI Pro 月¥2,900 | Google AI Ultra 月¥14,500〜 |
読み解くときのポイントは3つです。
- 無料でも実用になる:3社とも無料プランがあり、まず試すだけなら費用はかかりません。特にGeminiの無料プランは最新の高速モデルが使え、Googleアカウントだけで始められます。
- 個人向けは月$20前後が相場:ClaudeのPro、ChatGPTのPlusはいずれも月$20で横並びです。Geminiは円建て公式価格で月¥2,900(AI Pro)と、為替の影響を受けにくいのが利点です。
- 円建てか、ドル建てか:ChatGPTのProとGeminiは日本円の公式価格があります。一方ClaudeやChatGPTのドル建てプランは、円安が進むと支払額が増える点に注意してください。
「Claudeの料金プランだけをもっと詳しく知りたい」という方は、Claudeの料金プラン徹底比較もあわせてどうぞ。
【スペック比較】処理できる文章量・マルチモーダル
料金以外で中小企業が押さえておきたいのが、「一度に扱える文章量(コンテキスト)」と「画像・音声などへの対応」です。
| 観点 | Claude | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|---|
| 長文の処理量 | 大(Sonnetは大規模文脈に対応) | 大 | 特大(Pro は約100万トークン) |
| 文章・コードの質 | 得意 | 得意 | 得意 |
| 画像生成 | 限定的 | 得意 | 対応(有料で動画生成も) |
| Google連携 | △ | △ | 得意 |
ざっくり言えば、長文の一括処理ならGemini、文章とコードの質ならClaude、画像や何でも屋ならChatGPTという傾向です。ただしこの優劣は新モデルが出るたびに入れ替わるため、「今の世代の傾向」として捉えてください。
宮崎で生成AI研修をお探しの方へ:御社専用カリキュラムで設計する伴走型のAI研修を行っています(助成金で研修費が最大75%OFFになる場合があります)。研修の詳細・資料請求はこちら →
中小企業はどう選ぶ?料金から見た現実的な選び方
「比較は分かったが、結局うちは何を契約すべき?」という方へ。コストの観点から、現実的な選び方を3パターンに整理します。

①まずは無料で始めたい → Gemini無料 または Claude無料
費用をかけずに効果を確かめたいなら、無料プランで十分始められます。Google環境の会社ならGemini無料、文書作業の質を試したいならClaude無料から触ってみましょう。無料で使える生成AIの選び方は無料で使える生成AIツール7選でも紹介しています。
②事務・文書業務の質を上げたい → Claude Pro(月$20前後)
資料作成・議事録・メール・契約書チェックなど、文章の正確さが効く業務が中心なら、Claude Proが軸として安定します。Claudeの始め方はClaudeの始め方ガイドを参考にしてください。
③Google環境で使いたい → Google AI Pro(月¥2,900)
すでにGmailやGoogleドキュメントを業務で使っているなら、円建てで価格が読めるGoogle AI Proが手堅い選択肢です。GmailやスプレッドシートにAIが直結します。
複数を契約する前に大切なのは、「自社のどの業務で、どれだけ時間を削れるか」を見極めることです。その手順はAI導入の前にやるべき業務整理の3ステップで解説しています。
比較するときの3つの注意点
最後に、料金やスペックを比べるときに見落としがちな点を3つ挙げます。
①「半年で変わる」前提で見る
この記事の数字も、半年後には改定されている可能性が高いものです。契約前には必ず各社の公式ページで最新の料金・モデルをご確認ください。
②機密情報を扱うなら法人向けプランを
顧客情報や社外秘の資料を入力する場合は、入力内容がAIの学習に使われない法人向けプランを選ぶのが原則です。安全に使うためのルールは中小企業のAIセキュリティ完全ガイドにまとめています。
③「最新・最上位=自社に最適」ではない
最上位モデルは高性能ですが、料金も高く、日常業務にはオーバースペックなことがほとんどです。多くの中小企業は、真ん中の主力モデル+月$20前後のプランで十分に成果が出ます。
自社に最適なAI選びを伴走支援します
「比較表は分かったが、自社の業務にはどれが、どのプランが合うのかを相談しながら決めたい」という宮崎の中小企業の経営者の方へ。私たちは、AIの選定から契約プランの見極め、業務への組み込み、社内定着(OJT)までを伴走支援しています。
- 自社の業務にどのAI・どのプランが費用対効果で合うかの見極め
- 選んだAIの社内ルール・テンプレ整備
- スタッフが自分で使えるようになるまでの研修・OJT
まず何から始めるべきかを一緒に整理する無料の30分相談もあります。Claude導入支援サービスをご覧ください。
まとめ|「最新スペック」より「自社に合うプラン」
この記事のポイントを整理します。
- モデルは3段構え:各社とも高性能・主力・軽量の3層。中小企業は真ん中の主力モデルで十分なことが多い
- 個人向け料金は月$20前後が相場:Claude Pro・ChatGPT Plusが横並び、Geminiは円建て月¥2,900で為替に強い
- 無料から始められる:3社とも無料プランあり。まず1つを無料で試し、効果が出たら有料化が王道
生成AIは「いま一番すごいモデル」を追いかけるより、「自社の業務に、無理のないコストで効くプラン」を選ぶことが大切です。どの業務にどのAIを当てるかは、ChatGPT・Claude・Gemini 業務特化の使い分けマップもあわせてご覧ください。
執筆者
株式会社multi-solution | 宮崎の中小企業のAI活用・Claude(クロード)導入を支援。自社に合うAI・プランの選定から、業務への組み込み、社内人材を「教える側」に育てるOJTまで、伴走型コンサルティングを提供しています。
宮崎で「自社の業務に合わせたAI研修」をお探しですか?
株式会社multi-solutionは、固定カリキュラムではなく御社の実務に合わせて設計する伴走型のAI・DX研修を行っています。助成金を使った受講のご相談も可能です。まずは無料相談で課題をお聞かせください。
AI研修・無料相談を見る →