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宮崎県の中小企業が使えるAI・デジタル化補助金まとめ【2026年版】|国+県の制度と申請のポイント
AI活用

「AIやデジタル化を進めたいが、初期費用が重い」――宮崎の中小企業の経営者から、よく聞く悩みです。
実は、AI・デジタル化への投資には、国と宮崎県の両方に補助金・助成金が用意されています。ITツールやAIの導入費、社員のAI研修費まで、条件が合えば費用の半分〜最大4/5が戻ってくる制度もあります。問題は「どの制度が自社に使えて、どこを見ればいいか分かりにくい」こと。
この記事では、宮崎の中小企業が使えるAI・デジタル化の補助金を、国の制度+宮崎県独自の制度に分けて、2026年版で整理しました。それぞれの対象・補助の規模・申請のポイントと、公式の確認先までまとめています。
はじめにご注意: 補助金は年度ごとに金額・要件・締切が変わり、予算の上限に達すると受付終了になることもあります。本記事は2026年5月時点の情報です。申請前には必ず、各制度の公式ページで最新情報をご確認ください(各セクションに公式リンクを掲載しています)。
宮崎の中小企業が使えるAI・デジタル化補助金の全体像
まず、宮崎の中小企業がAI・デジタル化に使える主な補助金・助成金を一覧にしました。「国の制度」と「宮崎県の制度」の2階建てで考えると整理しやすくなります。

| 制度名 | 区分 | 補助の規模(目安) | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金2026 | 国 | 最大450万円/補助率1/2〜4/5 | ITツール・AIの導入 |
| 人材開発支援助成金(リスキリング) | 国 | 研修費の最大75% | AI・DXの社員研修 |
| 産業DX推進事業費補助金 | 宮崎県 | 上限250万〜1,000万円 | デジタル技術導入・DX構築 |
| 半導体人材リスキリング支援事業補助金 | 宮崎県 | 1人あたり5万円/1/2以内 | 半導体関連の県外研修 |
「ツールを導入したい」なら国のデジタル化・AI導入補助金や宮崎県の産業DX推進事業費補助金、「社員を育てたい」なら国の人材開発支援助成金や宮崎県の半導体人材リスキリング支援事業補助金――というイメージです。以下で1つずつ見ていきます。
【国】デジタル化・AI導入補助金2026(最大450万円)
国の代表的な制度が、2026年度に名称を新たにした「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧・IT導入補助金)です。AIを含むITツールの導入費用を補助します。
- 補助上限: 1事業者あたり最大450万円
- 補助率: 基本1/2(小規模事業者は賃上げ等の要件達成で最大4/5)
- 対象: AIを含むITツール(ソフト・クラウドサービス等)の導入
- 公募: 年に複数回(申請には「GビズIDプライム」の取得が必要)
クラウド会計ソフトのようなツール導入もこの補助金の対象になり得ます。制度の詳しい内容・申請手順はデジタル化・AI導入補助金の申請完全ガイドで解説しています。最新の公募要領はデジタル化・AI導入補助金2026の公式ポータル(中小機構)でご確認ください。
【国】人材開発支援助成金でAI研修費を補助
「ツールより、まず社員のスキルを上げたい」という場合に使えるのが、厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)です。生成AIやDXの社員研修にかかる経費を、要件審査のうえ最大75%助成します。
たとえばClaudeやChatGPTの社内研修も対象になり得ます。詳しい申請手順は人材開発支援助成金で生成AI研修費を最大75%助成する完全手順で解説しています。
【宮崎県】産業DX推進事業費補助金(令和8年度)
ここからが宮崎県独自の制度です。県内の中小企業・小規模事業者のデジタル化・DXを後押しするのが、令和8年度(2026年度)産業DX推進事業費補助金です。取組の規模に応じて「導入タイプ」と「発展タイプ」の2つが用意されています。

| 区分 | 導入タイプ | 発展タイプ |
|---|---|---|
| 内容 | 既存業務の効率化・省力化のためのデジタル技術等の導入(市販パッケージなど) | 組織的・戦略的なDXのためのシステム構築・データ活用による新規事業など |
| 補助率 | 2分の1 | (公式要領を確認) |
| 補助上限額 | 250万円 | 1,000万円 |
| 補助下限額 | 100万円 | 200万円 |
| 主な要件 | 作業工数・時間を12.5%以上削減 | 労働生産性を年1%ずつ増加 |
| 申請締切(令和8年度) | 令和8年6月12日【必着】 | 令和8年6月30日【必着】 |
- 対象: 県内に本社または主たる事務所を有し、県税の未納がない中小企業・小規模事業者等
- 共通要件: 「SECURITY ACTION」★★(二つ星)の宣言が必須
- 問い合わせ先: 導入タイプ=一般社団法人宮崎県情報産業協会(0985-30-5010)/発展タイプ=宮崎県 産業政策課 産業デジタル担当(0985-26-7682)
「市販のツールで業務を効率化したい」なら導入タイプ、「本格的にDXの仕組みを作りたい」なら発展タイプが目安です。金額・締切・要件は年度で変わるため、申請前に必ず宮崎県の産業DX推進事業費補助金の公式ページで最新の公募内容をご確認ください。
【宮崎県】半導体人材リスキリング支援事業補助金
宮崎県は半導体産業の集積が進む地域でもあります。県内の半導体関連企業(または参入を目指す企業)が、県外で実施される半導体関連の研修に社員を参加させる場合に使えるのが、半導体人材リスキリング支援事業補助金です。
- 対象: 宮崎県内に本社・支社・工場等の拠点を置く企業(会社法上の会社)
- 対象事業: 県外で実施される半導体関連人材の育成研修への従業員の参加
- 補助: 補助率2分の1以内、参加者1人あたり5万円が上限(※年度により変わる可能性があるため要確認)
- 対象研修の例: 福岡半導体スキリングセンター、北九州産学推進機構「ひびきの半導体アカデミー」、九州工業大学マイクロ化総合技術センターの公開講座 など
- 受付: 随時(予算の上限に達し次第終了)
- 問い合わせ先: 宮崎県 商工観光労働部 企業振興課 先端技術産業推進室(0985-26-7101)
最新の要件・上限額は宮崎県の半導体人材リスキリング支援事業補助金の公式ページでご確認ください。
補助金を使うときの3つの注意点
便利な補助金ですが、初めて使う中小企業がつまずきやすい3つの注意点を押さえておきましょう。

①締切と予算の上限に注意(早めの準備が肝心)
補助金には申請締切があり、宮崎県の半導体リスキリングのように「予算が尽きたら終了」の制度もあります。「やろう」と思ったときには締切間際、ということも珍しくありません。気になった時点で早めに準備を始めるのが鉄則です。
②採択は確実ではない・要件をよく確認する
補助金は申請すれば必ず通るものではありません。賃上げ要件、SECURITY ACTIONの宣言、GビズIDの取得など、制度ごとに満たすべき条件があります。要件を満たしていないと、そもそも申請できないこともあります。
③最新情報は必ず公式で確認する
この記事の金額・締切・要件は2026年5月時点のものです。補助金は年度ごとに内容が変わり、新しい制度が始まったり、終了したりします。申請の際は、本文中にリンクした各制度の公式ページで必ず最新情報を確認してください。
補助金活用+AI導入をまとめてご相談ください
「自社にどの補助金が使えるか分からない」「補助金を使ってAIやクラウド会計を導入したいが、何から始めれば…」という宮崎の中小企業の経営者向けに、私たちはAI導入の伴走支援を行っています。
補助金の申請そのものは、認定経営革新等支援機関や行政書士などの専門家の領域です。私たちはその前段の、「どの業務をAI・デジタル化すべきか」「どんなツールを選ぶか」という計画づくりと、導入後の社内活用・定着を支援します。たとえば、補助金を活用したクラウド会計とAIの組み合わせは、経理の負担を大きく減らせます。
まず何から始めるべきかを一緒に整理する無料の30分相談もありますので、Claude導入支援サービスをご覧ください。
まとめ|宮崎の中小企業はAI投資の追い風を活かそう
この記事のポイントを整理します。
- 国の制度:デジタル化・AI導入補助金2026(最大450万円)と人材開発支援助成金(研修費最大75%)
- 宮崎県の制度:産業DX推進事業費補助金(上限250万〜1,000万円)と半導体人材リスキリング支援事業補助金
- 使うときの鉄則:締切・予算上限に注意/要件をよく確認/最新は必ず公式で確認
宮崎の中小企業にとって、AI・デジタル化への投資は国と県の両方から後押しされています。「費用が重いから」と諦める前に、自社に使える制度がないかを一度確認してみてください。補助金という追い風を活かせば、AI導入のハードルはぐっと下がります。
あわせて、デジタル化・AI導入補助金の申請完全ガイド、人材開発支援助成金で生成AI研修費を最大75%助成する完全手順も読むと、申請の具体的な進め方が分かります。
執筆者
株式会社multi-solution | 宮崎の中小企業のAI活用・Claude(クロード)導入を支援。補助金を活用したAI・クラウド会計の導入計画づくりから、社内定着のOJTまで、伴走型コンサルティングを提供しています。
