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AI研修は内製化 vs 外部委託?選び方とコスト比較【宮崎の中小企業向け】
AI活用

「社員にAI研修をやりたい。詳しい社員に社内でやらせるか、外部の研修会社に頼むか」――AI活用を本気で進めようとする宮崎の経営者・研修ご担当者が、最初にぶつかる分かれ道です。内製なら費用は抑えられそうだけれど、教えられる人がいるのか不安。外部に頼めば質は期待できそうだけれど、費用が読めない。どちらの心配も、もっともです。
先に結論をお伝えすると、この問いに万能の正解はありません。社内に「教えられる人」がいるかどうか、そして研修の目的が「操作を覚える」ことか「業務を変える」ことか――この2つで、向いている進め方が変わります。さらに実際のコストを比べると、「内製=安い」とは言い切れないことも見えてきます。
この記事では、AI研修の内製化と外部委託を検討している中小企業の方に向けて、①それぞれのメリット・デメリット②見落としがちなコストの比較③助成金が使えるのはどちらか④自社に合う選び方の判断基準――を中立に整理します。最後に、両方のいいとこ取りをする「外部で始めて内製化につなげる」第3の道もご紹介します。
AI研修の内製化と外部委託、それぞれどんな進め方?

まず言葉の整理から。ここでは次の意味で使います。
- 内製化(内製・社内研修):自社の社員が講師役になり、社内でAI研修や勉強会を企画・実施すること。AIに詳しい社員や情報システム担当が教材をつくり、他の社員に教えるスタイルです。
- 外部委託(外注・外部研修):研修会社や専門家に依頼して、AI研修を実施してもらうこと。集合研修・出張研修・オンライン研修などの形があります。
実際には「最初は外部に頼み、社内に推進役を育てて、その後は内製に切り替える」という組み合わせ型も多く、内製か外部かは白黒の二択ではありません。ただ、判断の軸を持つためにも、まずはそれぞれの向き・不向きを見ていきましょう。
AI研修を内製化するメリット・デメリット
内製化のメリット
- 外部への支払いがない:講師料や研修費用の支払いが発生せず、直接の出費を抑えられます。
- 自社の業務・用語に完全に沿った内容にできる:自社の商品名・書式・実際の困りごとを題材にできるのは、社内の人ならではの強みです。
- 繰り返し・随時開催しやすい:新入社員が入るたび、新しいツールが出るたびに、小回りよく開催できます。
- 教える側が一番育つ:「人に教える」ことは最高の学習です。講師役の社員のAIスキルは確実に伸びます。
内製化のデメリット
- 「使える人」と「教えられる人」は別物:AIを使いこなす社員がいても、研修の設計(カリキュラムづくり・演習の組み立て・つまずきへの対処)は別のスキルです。ここを甘く見ると「詳しい人が一方的に話して終わり」になりがちです。
- 担当者の本来業務が止まる:教材づくり・準備・実施・フォローには相当な時間がかかります。その時間、担当者の本来の仕事は進みません。
- 内容が我流・古い情報になりやすい:生成AIは変化が速い分野です。セキュリティの線引きや最新ツールの動向まで、社内の一人が追い続けるのは負担が大きいのが実情です。
- 社内の言うことは聞いてもらいにくい:「同僚に言われても今までのやり方を変えない」——多くの会社で起きる、見えない壁です。外部の専門家の言葉のほうが素直に届く場面は、正直あります。
内製化が向いている会社
- 社内にAIに詳しく、教えることも得意な人材がすでにいる
- その人材の業務時間を研修に割く余裕がある
- 少人数で、まずは勉強会レベルから小さく始めたい
AI研修を外部委託するメリット・デメリット

外部委託のメリット
- 研修設計のプロに任せられる:カリキュラム設計・演習の組み立て・受講者のレベル差への対応など、「教える技術」ごと買えるのが最大の価値です。
- 最新の情報・他社の事例が入る:多くの企業を見ている外部講師からは、自社だけでは得られない「他社のつまずきと突破口」が学べます。
- 社員が素直に聞きやすい:外部の専門家という立場そのものが、社内の抵抗感をやわらげます。経営者が言い続けてきたことを外部講師が言うと動き出す、というのはよくある話です。
- 助成金の対象にしやすい:後述しますが、外部委託の研修費用は人材開発支援助成金の対象になり得ます。実質負担で比べると、内製との差は思ったより小さくなります。
- 担当社員の時間を奪わない:準備・実施を外に出せるため、社内の稼働は「受講する時間」だけで済みます。
外部委託のデメリット
- 費用の支払いが発生する:当然ながら、外部への支払いが生じます。内容・時間数・人数によって幅が大きいのも、分かりにくさの一因です。
- 内容が自社に合わないリスク:既製のパッケージ研修だと、演習の題材が一般論で「自社の業務にどう当てはめるかは自分で考えてね」になりがちです。カスタマイズの度合いは、依頼前に必ず確認すべきポイントです。
- やりっぱなしで終わるリスク:研修当日は盛り上がったのに、1カ月後には誰も使っていない——外部研修で一番多い失敗です。研修後のフォローや定着支援があるかで、成果は大きく変わります。
外部委託が向いている会社
- 社内に教えられる人材がいない、またはその人の時間を割けない
- 全社的にAI活用を進めたく、最初の立ち上がりで失敗したくない
- 助成金を活用して、実質負担を抑えながらしっかりした研修をやりたい
AI研修の費用比較|「内製=タダ」ではない。見えない人件費と助成金で逆転も
内製と外部委託の分かれ道で、判断を誤らせるのが「内製なら費用ゼロ」という思い込みです。実際に比べてみましょう。
内製の本当のコスト
内製研修の費用は「ゼロ」ではなく、担当者の人件費として社内に隠れているだけです。
- 教材・カリキュラムの作成時間(初回はとくに重く、数十時間単位になることも珍しくありません)
- 研修の実施時間と、受講者への個別フォロー
- 生成AIの変化を追いかけ、教材を更新し続ける時間
これらはすべて、担当者が本来の業務で生むはずだった売上・成果と引き換えです。担当者の時間単価で見積もると、「外部に頼んだほうが安かった」という逆転は普通に起こります。
外部委託のコストと助成金
外部委託の費用は、時間数×人数×カスタマイズの度合いで決まります。数時間の講演形式なら数万円台から、数十時間かけて伴走する研修なら数十万円〜百万円台と幅があります。
ここで効いてくるのが人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)です。生成AI研修はこの助成金の対象になり得て、中小企業なら研修経費の最大75%が助成されます。たとえば100万円の研修なら実質負担25万円〜という試算です(賃金助成も別途あります)。
- 対象の目安:10時間以上のOFF-JT研修を、雇用保険の被保険者である社員が受講すること
- 注意点:経営者・役員ご自身の受講は対象外です(対象は雇用保険の被保険者)
- 内製との違い:社内担当者による勉強会形式は、講師や訓練内容の要件を満たすハードルが高く、助成金の対象にしにくいのが実情です。外部の研修として設計するほうが、制度を活用しやすくなります
- 申請手続き:助成金の申請は社会保険労務士(社労士)の独占業務のため、社労士が行います。私たちは研修の提供と、申請に使う研修内容・実施の証明書類のご用意、制度のご案内まで対応し、提携の社労士をご紹介しています
制度の要件・受給額の計算は生成AI研修を助成金で最大75%OFFにする方法で完全ガイドとしてまとめています。※助成額・要件は制度改定があります。最新情報は厚生労働省の人材開発支援助成金 公式ページでご確認ください。
つまりコスト面の結論はこうです。内製の「見えない人件費」と、外部委託の「助成金後の実質負担」を並べて比べる。この比べ方をすると、「とにかく内製が安い」という前提は崩れ、純粋に「どちらが成果につながるか」で選べるようになります。
宮崎で生成AI研修をお探しの方へ:御社専用カリキュラムで設計する伴走型のAI研修を行っています(助成金で研修費が最大75%OFFになる場合があります)。研修の詳細・資料請求はこちら →
選び方の判断基準|3つの質問と「第3の道」

ここまでの整理を、自社に当てはめるための3つの質問にまとめます。
- 社内に「教えられる人」がいますか?:AIが得意なだけでなく、カリキュラムを設計し、レベルの違う社員に合わせて教えられる人です。いなければ、内製の前にまず「教えられる人を育てる」段階が必要です。
- その人の時間を、研修に使う経営判断ができますか?:エース社員の数十時間は、会社にとって大きな投資です。それでも内製でやる価値があるか、時間単価で考えてみてください。
- 研修の目的は「操作を覚える」ことですか、「業務を変える」ことですか?:ツールの基本操作だけなら社内勉強会でも十分です。業務の棚卸しから入って「どの仕事をAIでどう変えるか」まで踏み込むなら、研修設計の専門性と外部の視点が効きます。
第3の道:外部で始めて、内製化につなげる
そして実は、内製化と外部委託は対立するものではありません。私たちが最もおすすめしたいのは、「外部研修で立ち上げ、社内に推進役を育てて、内製に引き継ぐ」という順番です。
- 立ち上げ期:外部研修で全社の基礎と社内ルールを固め、失敗しないスタートを切る
- 育成期:社内のAI推進役(リーダー候補)を選び、外部の伴走支援を受けながら「教えられる人」に育てる
- 自走期:日常の勉強会・新人教育は内製に切り替え、外部は新しいテーマや定期的な棚卸しだけ活用する
最初から内製にこだわって立ち上げでつまずくより、外部の力で軌道に乗せてから内製化するほうが、結果的に早く・安く「自走できる会社」にたどり着けます。推進役の選び方・育て方はAI推進担当者の選び方と育て方に、研修後に現場へ定着させる3カ月の進め方は中小企業のAI導入「90日定着ロードマップ」にまとめていますので、あわせてご覧ください。
宮崎でAI研修をお探しなら|「内製化をゴールにする」外部研修という選択肢
最後に、宮崎でAI研修の外部委託をご検討中の方へ、私たち株式会社multi-solutionの研修を少しだけご紹介させてください。
私たちの研修は、外部委託でありながら「最終的に外部が要らなくなる状態」=内製化をゴールに設計しています。
- 固定コースを売らない、全カスタマイズ設計:ヒアリングと現状診断から、貴社専用のカリキュラムをゼロから組み立てます。演習の題材は貴社の実際の業務です。
- 推進役の育成まで含めた伴走:研修して終わりではなく、社内で教えられる推進役の育成、自社業務用プロンプトのテンプレート化まで伴走します。
- 認定DXアドバイザースペシャリストが設計・監修:講師の井上は認定DXアドバイザースペシャリスト(登録No DAS242655)として、AIだけでなくDX全体を見て研修を設計します。
- 宮崎でのセミナー実績:地域の企業・団体向けに生成AIセミナーを多数開催し、参加者アンケート(74件)では平均満足度4.45/5.0、96%の方に「満足」以上の評価をいただいています(※当社開催セミナーの集計で、法人研修そのものの実績ではありません)。
- 助成金の活用に対応:10時間以上のOFF-JT設計、申請に使う証明書類のご用意、提携社労士のご紹介まで対応します。
研修の詳しい内容・受講者の声・費用の考え方は、生成AI研修のご案内ページにまとめています。「内製と外部、うちはどっちが合う?」という段階のご相談こそ歓迎です。無料相談で、貴社の状況を一緒に整理しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. AI研修の内製化と外部委託、結局どちらが安いですか?
A. 直接の支払いだけなら内製ですが、教材づくり・実施・更新にかかる担当者の人件費を含めると逆転することがあります。外部委託は人材開発支援助成金(中小企業は経費の最大75%助成)の対象にもなり得るため、「内製の見えない人件費」と「外部の助成金後の実質負担」で比べるのがおすすめです。
Q2. 社内にAIに詳しい社員がいます。その社員に研修を任せてもよいですか?
A. 「使える」と「教えられる」は別のスキルなので、いきなり全社研修を任せるのはおすすめしません。まずは小さな勉強会から始めるか、外部研修と組み合わせて、その社員を推進役として育てる方法が現実的です。
Q3. 外部委託でも、社内の業務に合った内容にしてもらえますか?
A. 研修会社によります。既製パッケージ中心の会社もあれば、私たちのようにヒアリングから貴社専用のカリキュラムを組む会社もあります。依頼前に「演習の題材に自社の業務を使ってもらえますか?」と確認するのが確実です。
Q4. 内製の社内勉強会にも助成金は使えますか?
A. 社内担当者による勉強会形式は、講師や訓練内容の要件を満たすハードルが高く、助成金の対象にしにくいのが実情です。助成金の活用を前提にするなら、10時間以上のOFF-JT研修として外部と設計するほうが進めやすくなります。個別の可否は社労士や宮崎労働局にご確認ください。
Q5. 外部研修のあと、内製化まで本当にできますか?
A. 推進役の育成と定着の仕組みづくりまで研修に含めれば可能です。私たちの研修は「社内に教えられる人がいる」状態をゴールに設計しており、研修後のフォローアップまで伴走します。
まとめ:内製 vs 外部の二択ではなく、「外部で立ち上げ→内製化」の順番で考える
最後に、この記事の要点です。
- 内製化は業務密着・小回りが強みだが、「教えられる人」の存在と、その人の時間という見えないコストが前提になる
- 外部委託は研修設計のプロの技術・最新情報・定着支援が価値。費用は幅があるが、助成金で中小企業は経費の最大75%助成が受けられ、実質負担は大きく下がる(申請手続きは社労士が行います)
- 判断は3つの質問で:教えられる人はいるか/その時間を割けるか/目的は操作習得か業務変革か
- おすすめは「外部で立ち上げ→推進役を育成→内製で自走」の第3の道。最初から内製にこだわるより、早く・確実に自走にたどり着ける
私たちmulti-solutionは、宮崎を拠点に、内製化をゴールにした全カスタマイズのAI研修を提供しています。生成AI研修のご案内ページから、無料相談・資料請求をご利用ください。
宮崎で「自社の業務に合わせたAI研修」をお探しですか?
株式会社multi-solutionは、固定カリキュラムではなく御社の実務に合わせて設計する伴走型のAI・DX研修を行っています。助成金を使った受講のご相談も可能です。まずは無料相談で課題をお聞かせください。
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